6/212021
翼のレストランでJA779Aにお別れを。
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コロナ禍で続々とその数を減らしているB777。
その禍中で退役するANAのB777-300ER JA779Aの機内で退役セレモニー「翼のレストランHANEDAありがとうトリプルセブンJA779A」が6月19日、20日に羽田空港で行われたので翼のレストラン自体は2度目ですが、今回は機体にメッセージを描けるということで、"これは行かねば!!"と思い、行ってきました。
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「翼のレストランHANEDAありがとうトリプルセブンJA779A」
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B767とB777
「翼のレストランHANEDAありがとうトリプルセブンJA779A」はANAグループが2021年3月、4月に実施した「翼のレストランHANEDA~地上でファースト・ビジネスクラス体験~」に続いた催しで、地上に駐機されている機内でファーストクラス又はビジネスクラスの食事・サービスを体験できるというもの。それに加え今回、機材はJA779Aと明言され、JA779Aとのお別れセレモニーとして機体にメッセージが描ける体験が追加されました。
このレストランは6月19日と20日、昼の部、夜の部と2回ずつ行われ、そのお値段は
- ファーストクラス:49,800円
- ビジネスクラス:26,800円
と3月/4月に行われたレストランに比べ、コロナの影響によりアルコールの提供がないからか少し低めの設定でした。
私はもちろんビジネスクラス。前回が和食だったので、今回は洋食(魚)を選びました。
搭乗-受付からラウンジ-

今回は沖縄から当日入りしたので、羽田空港に到着後10時半頃受付をし、
- 航空券
- ANA LOUNGE利用券
- 機体メッセージ記入の手順書
をいただいて保安検査場を通過。LOUNGEにも入りましたがすぐに出て、搭乗口69番へ向かいました。

翼のレストランの案内板
機体はもちろんB777-300ER、JA779A。

PBB越しに見えるJA779A
航空券には、
- 便名 NH7777
- 出発地 TOKYO/HND 到着地 FRANKFURT/FRA
- 出発時刻 11:30
と書かれていて、搭乗口の電光掲示板にも同様の内容が表示されていました。

搭乗券とJA779A

JA779A(TOMODACHI塗装)

搭乗口の電光掲示板
機内にて-ビジネスクラスで食事-

ファーストクラスの方から案内が開始され、次にビジネスクラス。
航空機のドアの前には例のくまさんとJA741Aのビニール風船が置いてあって、パシャリ。

機体の入口
今回の席も運が良いことに右の窓側席でした。 席には
ひざ掛け/毛布/枕/スリッパ/アメニティセット
が置いてあり、横の棚には
JA779Aの歴史とレストランのメニューが書かれたパンフレットと搭乗証明書
が置いてありました。
搭乗証明書には一人一人メッセージが書かれていて、しかもちゃんと個人を調べてくださっているようで、前回のレストランに参加したことも書いてあって感動しました。

座席シート

窓からの景色

パンフレットと搭乗証明書と搭乗券
ノンアルコールビールでお料理スタート。
どれもこれも美味しかったです。特にデザートの"エモーション エトネ"というのがココナッツ風味でフルーツも合わさってとてもとても好きな味でした。

ノンアルコールで乾杯



メイン(魚)

食事の後、ギャレーに飾ってあったくまさん、JA741Aと共に写真を撮っていただきました。

パイロットさんのJA779Aでのエピソードトーク、整備士さんの飛行機の話があり、本当にたくさんの人を乗せて飛んできたんだなぁとしみじみ。貴重なお話でした。
機体にメッセージを

※モザイク処理済
機体へメッセージを書く時間は、席ごとに優先時間が決まっていたので、指定された時間に出入口ドアの所まで行きました。
制限時間は5分で機体にはテープで一人分ずつのメッセージ枠が作られていました。
ペンを貸していただき、感染予防のため手袋をして考えに考えたメッセージを機体に残し、記念写真を撮っていただきました。
使用したペンは特殊らしく、このまま消えずにアメリカまで飛んで行ってくれるそうです。嬉しすぎる。

描いたメッセージ※モザイク処理済

記念写真※モザイク処理済
降機
時間が経つのは早く、午後2時30分。翼のレストランが終了。
別れを惜しみつつ泣く泣く会場を去りました。


B787とJA779A

窓に反射するJA779A
おまけ-政府専用機-
今回レストランに合わせて嬉しかったのが政府専用機の飛来。
着陸は残念ながら撮り逃がしましたが、そのあとJA779Aの横を通り過ぎてくれました!!!!最高だった。。。



そのほかにもたくさんの機体が通過していました。


JA779Aについて

JA779Aは、2007年4月28日、ペインフィールド空港から成田に降り立ち、5月20日にNH12(成田-シカゴ)でデビュー。
全世界を飛び回り、日本でもチャーターとして仙台、関空に来たこともあるみたいです。
2021年3月28日にNH7(サンフランシスコ-成田)で商業運航を終え、約14年を以て退役を迎えます。
コロナがなければこんな貴重な機会はなく、でもコロナがなければまだまだ現役でお客さんを乗せて飛んでいただろうJA779A。ありがとう。お疲れ様でした。

今回は飛行機ピアスを付けた気合の入った状態で搭乗。
何度も涙が出そうになりましたが、何とか耐えました。
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翼のレストランでトリプル満喫。