8/182021
JAL one world塗装機、残り1機。
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先日8月17日、JALのB777-200ERであるJA708JがJL8102として成田空港よりサザンカリフォルニア・ロジスティクス空港(ヴィクターヴィル)へ向け旅立ちました。
JA708Jは、GEエンジンを搭載した機体で、2004年6月25日にJALへ登録された後17年間ずっと国際線を主に飛び続け、 最後は退役したB777-200/200ERの穴を埋めるため、貨物便として日本国内にも投入されていました。
JA708Jの特徴は、機体に大きく描かれた「one world」の文字。JA708Jが日本から去ったことで、JALが保有する"one world塗装機"は残り1機となりました。
そこで、現在のJALさんのB777-200ER、one world塗装の現状についてまとめました。
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JAL B777-200ERの現在
JA708Jの離日をもって、JALのB777-200ERの退役機は
- JA704J
- JA705J
- JA706J
- JA707J
- JA708J
- JA711J
の6機となりました。
元々JALさんは2020年10月末の「2021年3月期の第2四半期連結業績」にて、B777-200(13機)は2022年度末、200ER(11機)は2020年度末までに全て退役させる方針を決定していましたが、P&Wエンジン問題があり、B777-200が全機2020年度末を以て退役したからか、-200ERは現在も空を飛び続けている状態です。
B777-200ERの中でも既に退役している機体はいて、2021年6月16日時点では以下のようになっていました。
登録記号 | 現在の状況 |
---|---|
JA701J | 席構成:312席 |
JA702J | 席構成:312席 |
JA703J | 席構成:312席 |
JA704J | 2020年7月退役 席構成:312席 |
JA704J | 2020年7月退役 席構成:312席 |
JA705J | 2020年7月退役 席構成:312席 |
JA706J | 2020年7月退役 席構成:312席 |
JA708J | 席構成:236席 |
JA709J | 席構成:312席 |
JA710J | 席構成:312席 |
JA711J | 2021年3月退役 席構成:245席 |
この表から、どうやら退役機は旧シート仕様の機体が退役していることが予想できたので、もし次、離日する機体があるとするなら退役した機体と同じ座席数である「JA708J」だと目星はつけていましたが、この度現実となってしまいました。
JAL one world塗装機
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今回退役したJA708J
前述しましたが、今回退役したJA708Jは、"one world塗装機"でした。この機体の退役を以てJALさんが保有するone world塗装機は残り1機、JA732J(B777-300ER)のみとなりました。
JALさんが保有している(していた)one world塗装機は6機です。
- B767-300 JA8980 事実上退役
- B777-200JA771J P&W問題により退役
- B777-300 JA752J P&W問題により退役
- B777-200ER JA706J 2021年1月27日離日
- B777-200ER JA708J 2021年6月17日離日
- B777-300ER JA732J 現役
今のところB777-300ERのJA732Jは現役でバリバリ国内も海外も飛んでいるようですが、いつ退役の波が押し寄せるのか、ハラハラしています。
JALのB777には乗らなきゃと思いながら、経済的にも時期的にも(特にコロナ)機会を失ってばかり。本当に早く乗っておかないと後悔しそうです。
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JALの国内線トリプル全機退役しんどい。