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JASのB777

JAS's B777

JASとB777のこれまで

1996年12月3日、

JAS B777初号機 JA8977を受領。

同日夜、キングカウンティ国際空港のターミナルでB777-200 (JA8977)のデリバリーセレモニーが行われた。

JASの船曳寛眞社長の「家出していたJASがボーイングファミリーに 戻ってきました。」とBoeing社フィリップ・M・コンデット社長の「帰ってきてくれてありがとう。」のやり取りがあり、ドキュメントサインが行われた。

JASのB777は「レインボーセブン」と名付けられ、デザインした渡部真丈さん(当時中学2年生)もセレモニーに参加した。

1996年12月5日、

JA8977が早朝、飛行訓練のためモーゼスレイク・グラントカウンティ空港へ向け離陸。

1997年12月5日、

JA8977がシアトルから羽田空港に到着。

1997年1月28日、

JA8977がデビュー。

1977年4月1日、

JA8977が商業運航デビュー。

2002年10月、

ANAに対抗するため、JALとJASが経営統合を発表。

持ち株会社「日本航空システム」を設立し、その傘下でJASとJASは運航を継続。

2004年4月、

JAS→日本航空インターナショナル、JAS→日本航空ジャパンと商号を変更。

JA8977、8988、007D~010Dの運航会社をJASからJALへ変更。

2004年6月、

日本航空インターナショナル(JAL)は国内線機内クラスのスーパーシートを廃止。その代わり日本航空ジャパン(JAS)が設定し好評を博していたレインボークラスに相当する「クラスJ」を設定。

JALオリジナルのB777は機内改修が進められたが、JASのB777はそのままシートを「クラスJ」として使用し続けた。

2004年10月、

日本航空システム(JAL+JAS)になる前のJASが発注した-300ER(JA751J、752J)を、日本航空インターナショナル(JAL)が受領。

2006年10月、

日本航空インターナショナル(JAL)が日本航空ジャパン(JAS)を吸収し、 新生JASが誕生。

JA8979の運航会社がJASからJALへ変更。

2008年、

元JASのB777もJALオリジナルのB777と同様のクラスに改修。

2020年8月26日、

元JAS機であったJA8977がヴィクターヴィルへ向け離日。

2021年2月21日、

元JAS機を含むPW4000系のエンジンを装備したB777の飛行停止が命じられた。

2021年4月5日、

JALがP&W社製エンジンを装備した国内線仕様B777を2020年度内に全機退役させたと発表。(元JASのB777全機含む。)

2022年5月10日、

JA010Dが離日したことを以て、元JAS機のB777は全て退役、離日となった。

Working Together:
みんなで意見交換をしながら機体の構成を練っていくこと。B777の構造で説明。
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JALの保有機材

JASはJJ統合までB777-200を7機保有していた。

B777-200

登録記号登録/抹消日エンジン備考
JA89771996.12.4-2020.9.1PW4074元JAS機。
2020.8.26 JL8132でヴィクターヴィルヘ向け離日。
JA89781997.6.27-PW4074元JAS機。
2020年度末に退役済。
JA89791997.11.26-2022.1PW4074元JAS機。
2022.1.5 JL4104で羽田から中部国際空港へ。
2022.1.6、JL8132でホノルルへ向け離日。
JA007D1998.4.28-2022.3PW4074元JAS機。
2022.3.24 JL8132でホノルルへ向け離日。
JA008D1998.6.24-PW4074元JAS機。
2020年度末に退役済。
JA009D1998.9.3-2022.1PW4074元JAS機。
2022.1.26 JL4102で伊丹から中部国際空港へ。
同日、JL8132でホノルル経由、ヴィクターヴィルへ向け離日。
JA010D1999.5.14-2022.5PW4074元JAS機。
2022.5.10 JL8132でホノルルへ向け離日。

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